|
ハードディスク
コンピュータで使用される磁気ディスク装置の略称、ハードディスク装置
1956年にIBMがはじめてハードディスクを発売した。
直径24インチのディスクを50枚使い、その容量は5MB。
ハードディスクドライブ(Hard disk drive)とは、
磁性体を塗布した円盤に磁気ヘッドを用いて情報を記録し、また読み出す記憶装置。
円盤がガラスやアルミニウム等固い素材で作られている事から硬い円盤の意味で
ハードディスクと呼ばれる。英語表記からHDDや、HDとも略されるほか、固定ディスクや
Fixed disk とも呼ばれる。
以前は、パーソナルコンピュータ用の補助記憶装置として主流の位置を占めていた
フロッピーディスクドライブと比較した場合、遥かにそれを凌駕する記憶容量を持ち、
アクセス速度も非常に高速である。
現在市販されているハードディスクドライブは金属製の筐体で密閉されている為、
密閉型ハードディスクドライブとも呼ばれている。
主に、汎用コンピュータの補助記憶装置として利用される他、
大容量のランダムアクセス記録を必要とする業務用専用装置に用いられる。
2000年代に入り家庭電化製品のデジタル化が進み、音声映像等のデータをデジタルデータ
として記録する用途が生じてきた事から一般の家電製品での利用も増えている。
安価で大容量かつランダムアクセスが可能でアクセス速度も速いという特性を生かし、
2003年以降、特にハードディスクビデオレコーダーや携帯音楽再生装置といった用途での
利用が増加している他、カーナビゲーションにも搭載され、
地図情報の保存等に利用されている。
2006年現在、上記家電製品やパーソナルコンピュータ等での使用に於いては、
コンピュータ本体の筐体内に内蔵する方式が主流であるが、本体とは別の専用の筐体に
収めUSBやIEEE1394等の汎用バスを用いて接続して利用する方式も広く用いられている。
また、ネットワーク上で汎用コンピュータ装置に従属しない独立した記憶装置として
利用出来るような製品も存在する。
ハードディスクは半導体メモリに比べて読出・書込に時間が掛かる。
OSから見てハードディスク装置と同様のオペレーションでより高速なアクセスを実現する
為の工夫もされてきた。
RAMディスクは、コンピュータ上に搭載されたRAMの一部を、デバイスドライバ等により
ディスクドライブであるかのように見せかける仕組みで、古くから利用されている
(パソコンではCP/MやMS-DOSの頃)。
また、汎用ハードディスク等のディスクドライブと同様に操作出来るメモリディスク装置
(電子ディスク装置)が汎用機(メインフレーム)用として1980年代から使用されている
が、半導体メモリの価格低下に伴い一般向け装置も登場し、普及して来ている。
|